2020年1月6日月曜日

正月に我が家の庭で、メジロの写真撮影に成功したこと

自然に恵まれた所にお住いの方には、笑止なことに違いありませんが、町中暮らし
の私としては、お正月から少し幸運に恵まれる体験をしました。それは我が家の
坪庭で、梅の木にやって来たメジロのカップルを、カメラでとらえることに成功した
ということです。

以前からこのブログに書いて来たように、私の家の町中の猫の額のような、ほんの
ささやかな庭にも、数種類の野生の鳥類がやって来ます。その中でも私は、いつも
つがいで訪れて可愛い聲でさえずりながら、梅や椿の枝の間を忙しそうに行き交い、
花の蜜などを探すメジロが好きで、一度写真に撮りたいと思って来ました。

しかし悲しいかな狭い庭なので、この小鳥を視界に収めるためにはかなり近くの
距離まで接近しなければならず、警戒心の強いこの鳥は、こちらがカメラを構える
前に私の存在に気づいてしまって、あっという間に飛び去ってしまうのです。

ですから私は、撮影にチャレンジしようと何回カメラを構え、その都度直前で逃げら
れるという悔しい体験を、繰り返したか分かりません。

しかし今回、正月期間で周囲の雑音も少なく、小鳥たちがリラックスしていたのか、
更には餌を探すことに熱中していて、幸いにも私の気配に気づかなかったのか、私
がカメラを構えて数回シャッターを押しても、彼らはそれに頓着せず、そこに居続けて
くれたのです。そして数分後、初めてこちらの視線に気づいたように、キョトンと首を
かしげて、大急ぎで飛び去りました。

その残像は私の脳裏にしばしとどまり、ほんのささやかなこととは言え心がほのぼの
として、いい歳をしてお年玉をもらったような気分になりました。

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