私たちの店の初めての試み、銀座の百貨店での催事参加も、無事終了しました。
4月14日、15日の2日間出店ということで、13日夕方に東京着、閉店後百貨店の
担当者と雑誌七緒の編集者の方を交えて翌日からの進め方の打ち合わせをした
後、予め送っておいた商品サンプル、色見本帖などを並べるなど、ブースの設営
準備を終えて、その日は宿泊先のビジネスホテルに帰りました。
いよいよ14日当日、午前10時開店からしばらくすると、徐々に会場を訪れる人の
数も増えて来て活況を呈し、ついに、私たちの店のブースに立ち寄るお客さまも
現れました。
お客さまには、用意したテーブルを挟んで私の対面に座っていただき、受注の
手順は、まず並べてある帯揚げの白生地の商品サンプルを示しながら、生地の
種類、着用時期の説明をして好みの品を選んでいただき、それからご持参いただ
いた帯締め等の色見本通りに染めるのか、あるいはこちらが用意している色見本
帖から好みの色を選ぶのかを選択していただいて、注文をお受けすることになり
ます。
その注文書を京都に持ち帰り、選んでいただいた生地に染色を施し、染上がった
ら全部まとめて松屋に送り、この百貨店の呉服売り場で受け取っていただくか、
自宅発送を希望されるお客さまには、松屋から発送することになっています。
14日、15日2日間の結果は、注文をお受けしたお客さまが全部で28人、1人で
複数枚注文された方もあるので、帯揚の枚数としては30枚以上になりました。また
注文者以外にも、私が初めて東京に出張したということでわざわざ訪ねて来て
いただいた従来からのお客さまもあり、お陰様で盛況のうちに終えることが出来ま
した。
さらに雑誌七緒にゆかりのある方々が多く出店している関係上、七緒の縁で交流
のある業界の方々とも直接にお目にかかることが出来て、有意義な時を過ごす
ことが出来たと感じました。
地元関西では和装についてとかく暗いニュースが多く、私たちも意気消沈しがち
ですが、このような活気のある催しを間近にすると、元気も湧いて来ます。最後に
なりましたが、この催しに私をお呼びいただいた七緒編集部、松屋担当者等、
関係の方々に感謝申し上げます。
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