2018年9月12日水曜日

龍池町つくり委員会 55

9月11日に、第73回「龍池町つくり委員会」が開催されました。

まず、本来当委員会の定期会合は、第一火曜日に開催されることになっています
が、9月の第一火曜4日はご存知のように、台風21号の接近が予想され、京都国際
マンガミュージアムもあらかじめ休館が決定したので、今月の委員会は第二火曜日
の11日に開催される運びとなりました。

この事態は当委員会発足後初めての異例のことで、今年の7、8、9月が近年にない
異常気象であったことが、改めて感じ取れます。地球温暖化に伴って、これからは
夏季にこのような気象状況が続くことも予想され、私たちも認識を新たにしなければ、
と感じさせられました。

中谷委員長の開会挨拶の後、今回は私からまず、学区内の大恩寺町で進めようと
しているプロジェクトの説明と報告を行いました。これは、明治時代初期に当町内に
居住していた、京都を代表する本屋の一つである風月庄左衛門の残した資料が、
京都府立京都学・歴彩館に保管されていて、その中の庄左衛門の日記を現代語に
翻訳して、読解可能にしようという試みです。

今月28日に、町内の有志が歴彩館を訪れ専門家と面会して、具体的な進め方を
話し合い、目途が立てば金銭の問題もあるので、町内住民の承認を得て、実際に
プロジェクトを始める予定であるということです。各委員からも推移を見守りたいと
いう、温かい意見が出ました。

続いて、マンガミュージアムで開催した今年の夏まつりの結果報告に移り、1700名
近くの参加者があり盛況でしたが、あらかじめ食券を販売していた売店での食べ物
の提供がスムーズに行われず、結果的に待ち時間が長かったり、欲しい食べ物が
手に入らない事態が起こった、ということでした。これを教訓として、来年に向けては
新たな方策を考えなければならない、ということになりました。

最初にも述べたように今夏は異常気象で、当学区の災害避難場所でもあるマンガ
ミュージアム内に、避難所開設準備をしなければならない事態も起こりました。この
ような事態は今後も繰り返されることが懸念され、防災という観点からも、人員、
装備も含め、再検討が求められていることを、委員会メンバーで確認しました。

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