2018年7月8日日曜日

大雨で京都国際マンガミュージアムに避難所開設準備

今年は関東地方で早々と梅雨明けが宣言されるなど、非常に期間の短い梅雨と
思われましたが、どっこいそうは問屋が下ろさず、西日本では台風7号が九州に
接近した7月3日以降、梅雨前線が強く刺激され各地で記録的な豪雨となりました。

私たちが住む京都市中京区の龍池学区は、市内を流れる鴨川の整備が進んで
以降、長い年月に渡り幸いにも大きな水害に見舞われずに来ましたが、今回の
豪雨では鴨川も危険水位を突破し、6日の午後3時ごろに、ついに中京区役所から
大雨洪水警報に伴う避難勧告が発せられました。

この勧告は、洪水、土砂崩れなどの危機が差し迫り、自宅にとどまることの危険性
が増した時に、高齢者、社会的弱者を優先して、避難所への避難を促すもので、
私たちの地域では、京都国際マンガミュージアム(旧龍池小学校跡)が避難所に
指定されており、私は学区の自主防災会会長を引き受けているので、中京区の
防災担当者から連絡があり、マンガミュージアムに向かいました。

ミュージアム内の自治連合会が使用する部屋で、既に集まっていただいていた
連合会長、自主防災会役員と相談の上、この学区では現状すぐに避難者が出る
可能性は少ないので、避難勧告解除まで各役員が2名づつ交代で部屋に留まり、
推移を見守ることになりました。

結果から言うと、午前3時ごろに中京区長より避難勧告解除の連絡があり、私たち
は無事お役御免で帰宅することになりました。その間、宵の口には5,6名の学区民
が避難所の様子を見に来られ、それに対応するのが役目といったところでした。

私たちの学区で避難勧告が出されるのは、私が知る限り初めてのことで、この地域
の住民は私も含め水害とは無縁と考えて来ましたが、報道等で各地の豪雨被害に
触れるにつけ、地球温暖化などの原因で気象状況も変化し、これからは認識を新た
にしなければならないのではないか、と今回の避難勧告発令で改めて感じました。



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