2014年8月31日日曜日

高校の同窓会に参加して

私の出身高校の、卒業40周年に当たる第10回同窓会に参加しました。

この同窓会は、私たちが卒業した1974年にちなんで、「1974会」と
称しているのですが、前回までは3年ごとに開催されていたのを、
今回担当の幹事の発案で、初めて2年目で開催することになりました。

それで当初は、メンバーの集まりが懸念されたのですが、総数350人
余りで140人ほどが参加して、盛況な会となりました。

まず改めて気づかされたのは、メンバーの内16人がすでに亡くなって
いるという事実で、その中には親しかった友人も含まれています。

開会後最初に、これらの人々に参会者全員で黙とうを捧げましたが、
月日の経過を否応なしに痛感させられました。

私の出身校は中高一貫の学校で、とかく華やかな雰囲気もあり、
高校時代は内気で目立たない存在であった私は、その延長として
今までの同窓会では何か落ち着かないところもあったのですが、
今回は素直に楽しく感じられました。

それは、それぞれのメンバーが人生の後半を迎え、例えば
勤めている人もそろそろ退職後のことを考え、私のような自営業者、
あるいは主婦も、人生の区切りとして来し方を振り返るというように、
ただ前に進むだけではない、一種の余裕のようなものが出てきた
からかもしれません。

私自身も今回は、構えることなく自分の来し方を同窓生に語ることが
出来たように思いました。

2年後、還暦の同窓会がまた楽しみになりました。

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