2014年7月14日月曜日

祇園祭リポート 1

今年も、祇園祭が始まりました。

今年の祇園祭は、四十九年ぶりに山鉾巡行が前祭りと後祭りの
二回に分かれるなど、話題も豊富です。

実は、私の住まいは、境界線ぎりぎりですが、八坂神社の氏子の
地域に当たります。何時もは端っこ過ぎて、あまり祇園祭の
実感がわきませんが、これから数回、身近ではありながら、
ちょっと離れたところから見た、祇園祭のリポートをお届けします。

今年は前述のように、山鉾巡行が7月17日の前祭りと7月24日の
後祭りに分かれて行われます。

山鉾巡行は本来、八坂神社のご神体を乗せた神輿が、神社から
御旅所に向かう17日の神幸祭と、御旅所から神社に戻る24日の
還幸祭の先駆けとして行われるものでした。

従って、17日と24日の二回行われるのが本来の姿ですが、
観光事業の振興という意味もあって、この四十八年間、一回に
まとめて行われていたのです。

しかし今年は、防災上の理由や、祭りを本来の姿に戻そうという
声も上がって、従来の二回巡行に立ち返ることになったのです。

7月13日、私は御池通りを下がったところから、新町通りを南に
望みました。以前ですと北観音山、南観音山が並んで見える
ところですが、今年は二つの山が後祭りに回ったので、四条通りに
近い放下鉾の雄姿が遥かにそびえていました。

いつもより、悠揚迫らず、落ち着いた雰囲気を感じました。

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