2014年2月2日日曜日

壬生寺 節分会

以前から一度行きたいと思いながら、なかなか機会がなかった、壬生寺の
節分会に行って来ました。

普段落ち着いた、壬生寺周辺の街並みが、沢山の出店などで活気づいて、
あたりに新撰組の史跡などがあることも相まって、多くの参拝客、観光客で
賑わっていました。

出店で取り扱っているものの中でも、特に目を引いたのは、素焼きの
’ほうらく’で、これに願いごとを書き、寺に奉納すると、四月の壬生狂言の
”ほうらく割り”という演目の舞台で、沢山重ねて一挙に割られることにより、
奉納した人が災厄をのがれる、というものです。いかにも壬生寺らしい
趣向と感じ入りました。

また、境内で販売されている線香を立てて、その煙を身にまとうと、

無病息災で過ごせるということで、多くの人が線香を供え、煙を体に
招き寄せていました。一面に線香の煙が漂い、ありがたみがあります。

全体として、日常の庶民信仰の延長のような、ほのぼのとした温もりが、
好ましい印象として残りました。

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