2026年4月24日付け朝日新聞朝刊、「鷲田清一折々のことば」3624では
ライター・編集人碇雪恵の『そいつはほんとうに敵なのか」から、次の言葉が取り上げられています。
自分の中で整理のつかない事柄を人に話
すことはある種の暴力にすらなりうる
元来賢明な人は、自分の中でよく吟味をした事柄を人に話すでしょう。でもそれは余裕のあるシチュ
エーションにおいてであり、状況によっては、その場限りで言い放つこともあるでしょう。
そこに公憤にしても私憤にしても、怒りの感情があったり、注目を集めたいとか、奇をてらう意図が
あれば、その言葉は人を傷つけることもままあると思われます。更には、匿名という隠れ蓑が有れば、
なおさらです。
SNSによる誹謗中傷は、最初に発信する人も、それを受けて反論する人も、互いに一戦交える下心満々
で、言葉のバトルを挑み合っている場合も、多々あると思われます。
そのような行為は、本人たちはストレスの発散になるかも知れないけれど、建設的な議論や、状況を
改善させる方策には、全くならないと感じられます。
私自身がそのような陥穽に陥らないために心がけるべきことは、常に冷静を保つこと、自分を省みる
こと、そして話す前にもう一度内容を吟味することであると思っています。
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