2021年8月3日火曜日
私の大腸がん闘病記⑲
このようにして私は、抗がん剤治療の数を重ねて行きましたが、8サイクルで終了という中で
7回目に達した時、副作用が一番きつい状態になりました。
点滴の後の体のだるさはそれまでになく強く、直ぐに眠気が襲って来て、3日間ほど日中ほと
んど寝床から離れられませんでした。その後も点滴の副作用が残っているようで、その上に
飲み薬の副作用も重なって、体の不調が続きました。
それで8回目の点滴の前の化学療法の担当医の診察の時に、7回目の後のしんどさを思わず
訴えました。すると担当医は、7回目までで点滴による抗がん剤は、十分に私の体に入って
いて、これ以上入れると許容量を超える場合もあるので、これで点滴は終わりにしよう。
8回目は飲み薬だけ飲むように。よく頑張りました。と言ってくれました。
こうして飲む薬だけによる最後の抗がん剤治療が始まり、点滴がないので比較的体の負担も
少なく、私の抗がん剤治療が無事終わりました。
ただ、終わるとすぐに体調が戻ると思っていたら、ことはそれほど簡単ではなく、手足の
しびれ、腫れはそれからも長期間残り、胃腸の不調もかなり続きました。それは今になって
思い返してみると、手足の状態は4か月後もまだ少し残り、胃腸の不調も確実に3か月ぐらい
は、続きました。それが本当にゆっくり、少しづつ改善して行くのです。
抗がん剤治療終了後4か月に近づいた時、既に手術後1年が近づいていて、大腸の内視鏡検査
を再び受けました。結果は、新たにポリープは確認されず、手術の縫合跡も上手く治って
来ていて、至って順調に回復していると、検査を担当した医師から言われました。
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