2017年9月5日に、第63回「龍池町つくり委員会」が開催されました。
今回は、京都外国語大学の南先生や学生さんたちが参加されなかったので、
各委員を中心に主に龍池学区内の問題について、話し合いました。
まず、最近京都の観光客の急激な増加による宿泊施設の不足に伴って、我が
学区内でも数件のホテルの建設工事が行われていますが、学区民と建設業者の
間で工事を巡るトラブルが少なからず発生しています。
例えば、最初はマンションを建設するという触れ込みで、途中から突然ホテルを
建設するということに変更されたりと、業者から地域住民への説明が不十分で
あったり、誠実さに欠けることも、しばしば見受けられます。
建設地点の町内会と業者の折衝だけでは進展しない案件については、中谷委員長
を中心に町つくり委員も参加して業者と交渉し、その結果を次回理事会で報告して
広く意見を聴くと共に、これから同じような事例が起こった場合の参考にするという
ことになりました。
次に町内によっては、昔から居住する住民が町内会の運営を独占的に取り行って、
新しく入って来た住民がなかなか意見を言いにくいという問題も起こっているよう
です。
この問題については、当委員会から次期理事会で各町会長に対して、若い住民の
町会運営への参加を促すよう提案するということになりました。
また町内の中に掲示板が設置されていない町内については、設置して頂くように
重ねてお願いすることになりました。
最後に寺村副委員長より、災害に備える食料品などの物資の備蓄の仕方について、
ローリングストック法という考え方の説明がありました。これは食料品など消費期限
のある物資を備蓄する場合、「購入ー備蓄ー消費ー購入ー備蓄」というサイクルを
うまく使いまわして、循環的に備蓄量を確保するというもので、具体的には備蓄品の
一部を少しづつ消費しながら、その消費分を買い足して備蓄量を一定に保つという
ものです。
災害発生時には、自治連合会が準備している備蓄物資だけでは、全く地域住民
全員の必要分を賄うことは出来ず、各自が自主的に用意する備蓄品の重要性が
増しますが、学区の自主防災会に所属する私としても、学区民に備蓄を促すために
この方法は有効性が高いと、感じました。
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