2月7日に、第55回「龍池町つくり委員会」が開催されました。
今回はまず、残念ながら私は参加出来なかったのですが、先日開催された「龍池
きものde茶話会」の結果報告が、担当の張田委員よりなされました。
参加総数は50名、その内一般の学区民の方は予約された方が9名、当日参加が
8名、告知活動がいくらかは成果を上げたと推測されます。また学区外からの
参加者は3名で、やはり着物を着るという催しは、他地域の人にも訴えかける力が
あると、感じられました。
着物をレンタルされた方は、女性12名男性7名で、会の進行は、前回時間が
長引いたことの反省を踏まえて、会場で着物を着用する人の集合時間を予め早く
設定したので、スムーズに運用出来て、参加者も50名というのが適当な人数では
ないかということでした。
着物を着て普段には味わえない堺萬のお雑煮を食し、お茶とお菓子を頂き、カルタ
遊びに興じ、京都のお正月についての話を聴くという体験は、参加者にもおおむね
好評で、恒例行事としてこれからも続けて行くことが確認されました。
地域のお正月行事についてのお話を担当された中谷委員長からは、例えばこの
学区の各家で行われて来た、自宅の前の路を掃く朝の掃除が、周りを思いやる
気配りや、近所の人々の無事を確認する意味を持っていたというように、それぞれの
行事のかたちだけではなく、その中に含まれる心を伝えて行きたいという思いで
お話をした、という説明がありました。
京都外国語大学からは9名の学生さんに参加して頂き、運営を手伝って頂くと共に
彼らにとっても着物を着るという体験が貴重だったようで、南先生も、着物に興味は
持っていても知らない若者が多く、大学で自ら関わられている学芸員資格課程でも、
着物を含む和文化を取り上げて行きたいと話されました。
なお京都外大の次年度の当町つくり委員会との関わりにおいては、スタンプラリーの
参加者が少なかったことの反省も踏まえて、対象に老人も含めるなど、新たな企画を
考えて行こうということで、これから案を練って行くことになりました。
これまで京都外大の学生で町つくり委員会に中心になって係わって頂いた、
小林美香さんが一区切りで担当を外れられることになり、彼女より挨拶がありました
。小林さんご苦労様でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿