2026年2月16日付け朝日新聞朝刊、「鷲田清一折々のことば」では
NHK・Eテレの番組「スイッチインタビュー」(2月6日放送)での俳優・市川実日子との対談から、
ピアニスト・藤田真央の次の言葉が取り上げられています。
あんなに時間にルーズなイタリア人が、
あんなにパスタのゆで時間完璧とか
これは分かります。民族によって、譲れない価値観があるということですね。
例えばイギリス人の卵のゆで時間へのこだわりとか。我々日本人も、最近は全自動の炊飯器で
お米を炊く場合が多いけれど、お米を炊く時間には随分、こだわりがあったはずです。
この場合は、美食、食べ物への執着ということだけれども、それ以外にも、行動の規範や物事
に対する価値観に、それぞれのこだわりがあるはずです。
日本人は、何かと礼儀正しく、きちきちとしていて、その価値観から見ると、イタリア人は時間
観念がルーズであるように思われるかも知れないけれど、彼らにとって大切な事においては、
厳格で、研ぎ澄まされた感覚を持っているに違いありません。
そういう意味でも、見聞や体験を広め、柔軟な価値観を持つことが必要であると、思われます。
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