2024年9月11日水曜日

2024年9月度「龍池町つくり委員会」開催

9月10日に、9月度の「龍池町つくり委員会」が開催されました。 まず、京都外大グループとの大原学舎での催事計画についての報告は、南先生が現在海外出張中のため、 具体的な進展はありませんでしたが、順次これから計画を詰めていくということでした。 また、大原自治連からの龍池学区自治連との連帯を深めたいとの申し出について、過日南先生が現地で 大原自治連の副会長と話し合われた内容は、現地で大原と龍池が連携して催しを行い、その企画段階に 京都外大グループが関わるという形で進めるというもので、その是非が当委員会で本日審議され、 各委員からも賛成が表明されました。 問題は、当学区からかなりの距離があり、交通の便も良くない、京都の郊外にある大原地区まで、どの ようにして催しの参加者を連れて行くかということで、参加者各自が公共交通機関で参加するのみなら ず、25名ぐらいが定員の京都バスをチャーターすることも検討され、コロナ禍も一段落しているので、 企画の魅力と勧誘の方法によっては、それぐらいの人数を集めることも可能かということで、引き続き 京都外大グループに、魅力的な企画を立案して頂くよう努力して頂くことになりました。 鷹山の日和神楽の龍池学区への誘致については、最初に鷹山保存会から打診があった時には、学区内の 一部から異論が上がったために、辞退した経緯もあり、新たにどのような形で保存会の方にアプローチ していくかということを、当学区在住の鷹山の関係者とも綿密に協議して、今回は実現するように、 慎重に計画を進めていくことになりました。

2024年9月5日木曜日

「鷲田清一折々のことば」3034を読んで

2024年3月22日付け朝日新聞朝刊、「鷲田清一折々のことば」3034では 未来の人類研究センター編『テクノロジーに利他はあるのか?』から、美学者・伊藤亜紗の次の言葉が 取り上げられています。    漏れてしまうものがあるということが、    社会性を生み出すと思うんです。 何事もきっちりと型にはめ込んだり、こうでなければならないと規定してしまうと、その中では瑕疵 なく、無難にことが運んでも、そこから派生して生み出されるものは得られない。 人間の社会活動も、決して無機的なものではなく、生物の一種による有機的な活動であるのだから、 そこからあふれだし、漏れ出るものが必要なのでしょう。 ところが現代の社会では、出来るだけ無難に、当たり障り無く物事を行うことが求められているように 感じられます。 なるほどそうすれば、一見問題なく、スムーズにことが運営されるように見えるけれど、それでは 意外性もなく、発展性もなく、面白味もないように思われます。 私も出来れば、もっと人間くさく、土臭く、ぬくもりのある人との関係を築いていけたらと、思います。