2017年11月12日日曜日

「本谷有希子の間違う日々 本当の自分知ってすっきり」を読んで

2017年11月6日付け朝日新聞朝刊、「本谷有希子の間違う日々」では
「本当の自分知ってすっきり」と題して、筆者が先日ある本で、「本当の自分とは
幼い頃、友達グループのなかで選びとった役割=キャラである」という文章を
読んで、自分の幼少期を回想しながら、本当の自分を知ることの効用を語って
います。

このコラムを読んで、私もうなずかされるところがありました。

私の幼い頃の性格は、内気でなかなか自分の思いや感情を、人に伝えることが
出来なかったけれど、自意識は強く、内心はそれらを何とか人に伝えたいという
思いがあり、鬱屈した日々を過ごしていたと、記憶します。

社会に出るようになってからは、当然仕事の上からも、自らの意志を表明すべき
ことは、しなければならない立場になり、自分自身の見識や立場も固まって来た
ことから、主張すべきことはある程度の自信を持って、主張できるようになったと
自負しています。

しかし振り返ると内気な頃の私は、自己主張は苦手でしたが、その代わりに、
相手を良く観察して、その思いや意志をくみ取りたいと考えていたと、思います。

こちらの考え方を一方的に表明するばかりではなく、相手の立場にも立って、互い
が納得出来る地点を見つけることが出来れば、それこそが建設的な意思表示に
なるのでしょう。

現在の私は幼い頃の自分の延長線上にある。そのことを肝に銘じたいと思い
ました。

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