2016年11月23日水曜日

秋の鴨川を散歩して来ました。

先日久々に鴨川の河原を散歩して来ました。日頃歩く機会が少ないので、健康の
ために週に一度は自宅近辺を散歩するように心掛けているのですが、町中を
歩くうちに自然とよく鴨川に足が向かいます。

ところがここ一月以上も、他の用事を兼ねて歩いていたので、鴨川に足を運ぶ機会が
なかなか訪れませんでした。

前回この河原を散歩した時にはまだ川床が開かれていて、丁度夕方だったので、
みそそぎ川に張り出した川床を見上げると、色とりどりの服装で食事をする客たちで
賑わい、お酌をする舞妓さんなども見受けられて、ともされた灯りとともに、さざめく
ような華やいだ雰囲気がありました。

今回はもう川床のシーズンも終わって、その頃と比べると西側の川沿いが何か
寂しげではありますが、それに代わって東側の堤の木々が鮮やかに色づき、
秋らしい清澄な風情を醸し出していました。

冬枯れの一見わびし気ではあるが、変わらぬ川の流れがそこにあることを示して
くれる存在感、そして寒さが峠を越し、桜が一斉に川を彩る早春の頃、鴨川は
季節季節の美しい表情を見せてくれます。

私自身子供の頃には、河原に設えられた小さな広場でボールと戯れ、
みそそぎ川や鴨川でザリガニや魚を取って遊びました。

そのような記憶の掛け替えのなさも、自然とこの川に私の足を向けさせるのでしょう。
とにかく町の真中にこんな魅力的なスペースがあることを、改めて有難く感じます。

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