2018年1月1日月曜日

恒例の伏見稲荷大社へ初詣

年が明けて、2018年になりました。今年も恒例の初詣に伏見稲荷大社へ行って
来ました。幸い寒さもそれほどではなく、晴れたり曇ったりの穏やかな天気で、
相変わらず夥しい数の参拝者で賑わっていました。この時期にお稲荷さんに来ると
元気を頂ける気がします。

私たちの店の昨年を振り返ってみると、白山紬の儀式用の風呂敷としての需要は
どんどん細って行き、それに伴い織屋への発注量も減少しました。室町筋への
その他の白生地の納入も、随分減っています。和装業界の元気のなさをそのまま
反映していると言えるでしょう。

反面一般の消費者の方向けの帯揚の需要は相変わらず堅調ですし、つまみ細工
用の羽二重4匁も好評を頂いております。

他方昨年末、奈良の有名寺院の襖を60面ろうけつ染めで制作されるということで、
まとまった量の白山紬広巾の注文を頂きました。また従来から取引のある染色作家
の方が、紬の着物を制作されるということで、一定量の白山紬小巾の注文を受け
ました。

今回の受注は、厳しい状況の中でも私たちは、白山紬という生地の良さを地道に
紹介し続けて、新たな需要を掘り起こして行く、という思いを再確認すると共に、
新年に向けてそんな私たちを大いに勇気づけてくれると、感じさせてくれました。

私のブログの発信も5年目に入ります。こつこつと続けて行ければと、考えています。

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